内 科

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消化器内科
  • 診療方針

    患者さんの個性を考慮、尊重し、その患者さんにとって最も適切な治療方針を立てることを基本方針としております。もちろん専門の学会等が作成した診療ガイドラインを参考にした医療を提供いたしますので御安心ください。お腹の調子が悪い、腹痛、吐血、下血、黄疸、貧血、食欲不振、やせ等の症状のある方や癌検診に関してのご相談等何でもお気軽にお尋ねください。

診療内容

消化器内科の扱う臓器は、口から肛門までの食べ物が通る管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸)と、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓等です。当院は、X線透視、血管造影、超音波、内視鏡、CT,MRI、MRCP等の画像検査機器も充実しており、正確な診断と適格な治療を行うこと、癌の早期発見にも努めています。また、必要に応じて近隣の高次医療機関(大学病院、総合医療センター等)と連携して最新の医療をうけてもらえます。

特色

当院は日本消化器病学会、および消化器内視鏡学会の認定施設であり、専門医 常勤3名 + 非常勤4名、日本肝臓病学会専門医 非常勤2名 による診療を行っております。

■平成28年度(1月〜12月)

上部消化管内視鏡検査 1519例
下部消化管内視鏡検査 961例
内視鏡的粘膜切除術(EMR) 
胃 3例 大腸 191例
内視鏡的粘膜剥離術(ESD) 
胃 3例
内視鏡的胆道砕石、逆行性ドレナージ術(ERBD) 乳頭切開術(EST) 44例
経皮的ラジオ波焼灼術(RFA) 
肝癌 1例

当院で治療している主な疾患
  • 逆流性食道炎
  • 何らかの原因によって胃酸が食道に逆流することによって、食道の粘膜にただれや潰瘍が生じ、胸焼けや胸痛、口の中が酸っぱい、よく咳き込む等の症状が出現します。問診や上部消化管内視鏡検査にて診断します。胃酸分泌を抑える内服薬による治療が主体となります。
  • 食道癌
  • 早期発見が難しいとされる食道癌ですが、当院の内視鏡検査ではNBI(Narrrow Band Imaging:狭帯域光法)という新しいシステムを用いることによって早期発見の診断精度の向上を図っています。食道癌の治療は、癌のできている部位や進行度により決まりますが、内視鏡による切除やステント(シリコンゴムや金属の網でできたパイプ)留置、外科手術、放射線治療、抗癌剤による化学療法などです。当院外科、および近隣の高次医療機関と連携し治療を行います。
  • ヘリコバクター・
    ピロリ感染胃炎
  • ヘリコバクタ・ピロリ(ピロリ菌)とは、胃に生息するらせん状の菌であり1980年代に発見されました。ピロリ菌感染胃炎から、胃十二指腸潰瘍、胃癌、MALTリンパ腫、特発性血小板減少症などを引き起こすことがわかり近年その存在が注目を浴びています。内視鏡検査で慢性胃炎と診断されれば、ピロリ菌の検査を保険診療で受けることができます。日本ヘリコバクター学会のガイドラインでも、ピロリ菌感染者の全てに除菌治療を受けることが強く勧められています。ピロリ菌のことについて、お気軽にご相談ください。
  • 胃癌
  • 胃癌は肺癌とならび日本人に多い癌の一つです。内視鏡での診断技術が発達し最近では、早期の段階で発見させることが多くなりました。ごく初期のうちに発見されれば内視鏡治療にて完治します。早期癌は検診目的でうけた内視鏡検査で発見されることが多く、ほとんどの方で無症状であったり、非常に軽い症状しかありません。厚生労働省でも対策型胃癌検診として問診と共に従来の胃部X線検査(バリウム)もしくは胃内視鏡検査を推奨していく方針を発表しています。当科でも、これまでたくさんの初期の胃癌を発見し、内視鏡治療も行っています。ぜひとも、1~2年に1回程度の胃内視鏡検査をうけるようにしてください。
  • 大腸ポリープと大腸癌
  • 大腸(直腸、結腸、肓腸)にできる「いぼ」のような隆起性病変を大腸ポリープといいます。ポリープは大きく腫瘍性と非腫瘍性に分類されます。腫瘍性のうち悪性のものがいわゆる癌です。良性のものは腺腫といいますが、腺腫を放置しておくと悪性の癌に移行することがあります。したがって良性のポリープも基本的には内視鏡切除の対象になります。大腸ポリープや早期大腸癌はほとんど無症状であり、検査法として便潜血検査、内視鏡検査等が行われています。当院では内視鏡挿入形状観測装置や炭酸ガス送気システムを導入し、苦痛のない安全な大腸内視鏡検査を目指しております。大腸癌検診をうけられ便潜血陽性であった方等はお気軽にご相談ください。
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎 クローン病)
  • 炎症性腸疾患(IBD)とは長期にわたり下痢、血便が続く原因不明の難病です。食中毒とは違って、よくなったり悪くなったりしながら症状が続きます。IBDには、大きく分けて潰瘍性大腸炎とクローン病があります。最近のすぐれた治療法(免疫調節剤、生物学的製剤、白血球除去療法等)にて寛解状態を維持する患者さんが当院でも多くなっています。
  • 肝炎、肝硬変、肝癌
  • 肝臓はすぐれた予備能力、再生能力を持ち肝細胞が破壊されても容易に回復します。そのため肝臓の調子が悪くても目に見える症状がなかなか現れないので、肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、気付かないうちに病状が進んでいることもあります。日本人に多いのはウイルス性肝炎(A型,B型,C型等)です。なかでも、B型、C型ウイルス感染症は肝硬変(肝臓全体がごつごつして硬くなる)、肝癌を引き起こすこともあります。一方、食べ過ぎによる肥満やアルコールの飲みすぎが原因の脂肪肝は生活習慣を改善することで治る比較的軽い病気です。しかし、生活習慣を改善することなくそのままの生活を続けるとさらに肝機能が低下して脂肪肝から肝炎、肝硬変、ついには肝臓癌を引き起こす可能性があるといわれています。 検診等で肝臓の数値ALT(GPT)、AST(GOT)が高いといわれた方はご相談ください。とりわけC型肝炎ウイルスの治療薬は最近めざましく進歩しており100%近くの患者さんでウイルスが消失しております。
  • 胆石症
  • 胆石はコレステロールや胆汁の成分などが固まったもので、胆のうや胆管の中に胆石ができる病気を胆石症といいます。中年以後の太った人、コレステロール値が高い人などに多くみられ注意が必要です。胆石ができても多くは無症状ですが、みぞおち辺りから右側の激しい腹痛や胆嚢炎などに進行して手術が必要になる危険もあります。胆石の位置や種類を発見するために腹部超音波検査、CT、MRCP検査を行います。当院では外科と連携して内視鏡的治療(乳頭筋切開術、逆行性ドレナージ術等)砕石・採石術にて治療を行います。
循環器内科
  • 診療方針

    気になっておられる症状を気軽に相談できる循環器内科でありたいと考えています。診察や各種検査にて診断を行い、そのことについてわかりやすく説明し、治療をおこなってまいります。また、一般的な心臓・血管に関する病気の診療はもちろんのこと、様々な疾患の背景にある動脈硬化予防・生活習慣病予防を積極的にすすめ、健康寿命を延ばすという観点も大切にしていきたいと考えています。

診療内容

血液の循環に関係する心臓や血管(動脈・静脈)におきる病気(循環器疾患)を扱う内科のことを「循環器内科」と言います。
「胸が痛む・重い感じがする・苦しくなる」「動悸がする」「少し動くだけで息がしんどい」「歩いていると足が痛くなる」といった自覚症状がある場合や、症状が無くても検診などで「血圧が高い」「コレステロールや中性脂肪の値が高い」「心電図に異常がある」等の指摘があった場合など、何でもお気軽にご相談ください。

外来では心電図・レントゲン・採血検査をはじめとして、心臓超音波検査(心エコー検査)、負荷心電図、24時間心電図(ホルター心電図)、心血管CT検査(冠動脈CT検査)、血圧脈波検査(動脈の詰まりや血管年齢の評価)などを行っています。
(睡眠時無呼吸症候群の検査もご相談ください)

特色

当院では常勤1名、非常勤4名の循環器専門医が診療を行っております。
また、大学病院とも連携しており循環器疾患に関連する様々な医師主導型臨床試験も行っています。該当される皆様にはご協力をお願いしております。

当院で治療している主な疾患
  • 高血圧
  • 脂質異常症(家族性高コレステロール血症も含む)
  • 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
  • 心不全
  • 心臓弁膜症
  • 不整脈
  • 心筋症(肥大型心筋症・拡張型心筋症など)
  • 大動脈疾患(大動脈瘤・大動脈解離など)
  • 末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症・深部静脈血栓症など)

なお、当院では行っていない検査や治療が必要と判断した場合は、関西医大 循環器内科や大阪大学医学部 循環器内科をはじめ、専門加療が可能な様々な病院への紹介をさせていただいております。その他、気になることは何でもご相談ください。

腎臓内科

診療方針

蛋白尿などの腎障害が3ヶ月以上持続するものを慢性腎臓病(CKD)といいます。CKDはいろいろな腎疾患が原因となります。これらの病気や原因により腎臓の機能が低下した状態を慢性腎不全といいます。CKDは末期腎不全(透析が必要)や心血管疾患の重要な危険因子となるため、かかりつけ主治医の先生や当院泌尿器科と連携して治療方針を検討します。

1. 腎炎・ネフローゼ症候群の早期発見・早期治療(採血や画像検査、腎生検等による診断)
2. 保存期の慢性腎臓病おける病診連携の強化(かかりつけ主治医先生との連携)
3. 末期腎不全における円滑な透析導入の提案(内シャントの造設術や透析療法の説明)
4. その他:急性腎障害や電解質異常など腎関連疾患全般の診療

診療内容

上記診療方針の1)に対しては、まずは採血や検尿で評価し、腎生検など必要と判断されれば近隣の高次病院での精査・診断の提案をさせて頂きます。
2)や重症糖尿病では、当院で栄養指導も行い、かかりつけ主治医先生と連携し腎臓領域のみ共観して当院診療させて頂くことも可能です。
3)いよいよ透析療法への導入が必要となれば、透析の説明とともに内シャントの造設術を当院で行い、透析に備えて頂きます。
4)腎関連疾患全般でご紹介いただければ、入院や外来で原因を検討し精査の上、結果と考察を診療情報として逆紹介させていただきます。

地域医療機関の先生方へ

CKD(慢性腎臓病)は病診連携が治療の鍵となります。腎臓専門医への紹介要件が示されています。
この他にもCKDの原因となりやすい重症糖尿病も、ご紹介いただき病診連携をさせて頂ければ幸いです。

1)~3)のいずれかに該当するCKDは腎臓専門医に紹介し、連携して診療する。
1)高度の蛋白尿(尿蛋白/Cr比0.50g/gCr以上、または2+以上)
2)蛋白尿と血尿がともに陽性(1+以上)
3)eGFR50mL/min/1.73㎡未満
40歳未満の若年者ではeGFR60mL/min/1.73㎡未満
腎機能の安定した70歳以上ではeGFR40mL/min/1.73㎡未満
(日本腎臓学会編 CKD診療ガイド2012より)

当院で治療している主な疾患
  • 慢性糸球体腎炎
  • 慢性糸球体腎炎は、蛋白尿、血尿が持続し、徐々に腎機能が低下する可能性があります。自覚症状がないことが多く、多くは検診の際に尿異常で発見されます。精査の結果、経過観察程度でよい場合もありますが、腎生検などの精査が必要な場合もあります。
  • IgA腎症
  • 慢性糸球体腎炎の中で、IgA腎症は最も頻度が高く、若年者がかかることが多い疾患です。腎生検にて診断が可能です。病期によって、扁桃摘出術とステロイドパルス療法による治療で、かなりよい治療効果をあげることができます。
  • 糖尿病腎症
  • 糖尿病の三大合併症のひとつで、透析導入疾患の原因の第一位です。糖尿病の治療以外にも、血圧や食事、運動、禁煙といった生活習慣の改善が重要です。蛋白尿の出現前の微量アルブミンが出現している段階で早期発見し、血糖、血圧を厳しくコントロールすることで、腎症の進行はおさえることができます。
  • ネフローゼ症候群
  • ネフローゼ症候群とは、尿蛋白が一日3.5g以上、血清アルブミン3.0g/dl以下(正常4.0g/dl以上)に低下した状態で、多くは浮腫を伴います。腹水、胸水がたまることもあります。治療方針やその予後を推測するうえで、腎生検による組織診断が多くの場合必要となります。原因疾患によって治療法を選択していきます。
  • 多発性嚢胞腎
  • 腎臓に嚢胞が沢山できて、腎機能低下や腹部圧迫症状などを起こす疾患で、腎疾患の中で最も頻度の高い遺伝性疾患です。脳動脈瘤が合併しやすいです。近年新しい治療薬(サムスカ)が開発され、腎のう胞の増大を抑えることができるようになりました。
  • 電解質異常
  • ナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、リン(P)、マグネシウム(Mg)などの電解質異常があれば、腎臓内科にご相談下さい。
  • その他の腎障害
  • 薬剤性腎障害:鎮痛剤や抗生物質、多剤処方など、薬や健康食品が原因で腎機能が悪くなる場合があります。現在の処方内容と採血の結果を見比べて処方の調整の提案をさせていただきます。
    脱水に伴う急性腎不全:脱水が原因で腎機能が急に悪化することがあります。適切な点滴や治療で腎機能は回復しますが多くの場合入院を要します。
  • 慢性腎不全
  • 様々な原因により腎機能が低下した状態です。進行すれば、透析が必要となります。腎不全の進行を抑制する薬の使用や、血圧の管理、食事制限など総合的な医療が必要になってきます。
呼吸器内科
  • 診療方針

    呼吸器の病気は治りにくく、息苦しい、咳が止まらないという症状はとても辛いものです。しかし、病気を正しく理解していただき、適切な治療を施すことにより症状を和らげることは可能です。ちょっとでも楽に良い生活を送っていただくようにお手伝いいたします。

診療内容

急性、慢性呼吸器感染症、慢性咳嗽、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、びまん性肺疾患(間質性肺炎)など、個々の症例に応じて診断を行い治療いたします。低酸素血症を認める場合は在宅酸素療法も行います。
肺癌は日本における癌死亡者数が最も多いといわれていますが、多くは初期段階では無症状です。肺癌を早期発見するためにも、X線、喀痰細胞診と合わせてCT検査もうけておくと安心です。お気軽にご相談ください。

特色

当院では 非常勤2名の経験豊かな呼吸器専門医による診療を行っています。

神経内科

診療方針

神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気を診る内科です。 体を動かしたり、感じたりする事や考えたり覚えたりすることが上手にできなくなったときにこのような病気を疑います。症状としてはしびれやめまい、うまく力が入らない、歩きにくい、ふらつく、つっぱる、ひきつけ、むせ、しゃべりにくい、ものが二重にみえる、頭痛、かってに手足や体が動いてしまう、ものわすれ、意識障害などたくさんあります。 そのような症状があればお気軽にご相談ください。

診療内容

科の名称が紛らわしいのですが、精神科、心療内科などはおもに気分の変化(うつ病や躁病)、精神的な問題を扱います。 神経内科はこれらの科と異なり脳や脊髄、神経、筋肉に病気があり、体が不自由になる病気を扱います。 手術が必要な病気の場合は脳神経外科にご紹介いたします。頭痛、脳卒中、認知症、てんかん、パーキンソン病 神経難病などを診療しています。

特色

当院では非常勤2名の日本神経内科学会専門医による診療を行っています。

糖尿病内科

診療内容

膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが悪くなると、血糖値が高くなってしまいます。 初期の段階ではまったく症状を認めないことが多く、気づかないうちに、視力障害や神経障害,腎障害などの合併症や心筋梗塞、脳梗塞にもつながることがあります。これが糖尿病です。 検診などで血糖値やHbA1Cの異常を指摘された方、のどの渇きや体重減少などの症状がある方は早めにご相談ください。

特色

当院では非常勤3名の日本糖尿病学会専門医による診療を行っています。