部 門 紹 介
4階病棟は、内科・泌尿器科・眼科病棟です。
主に消化器・呼吸器疾患や心疾患、糖尿病、神経疾患、腎臓病患者さまなどが入院しています。
安静・薬物療法等の保存的治療から、内視鏡的治療、検査・生検、患者教育など幅広い知識が必要とされるため、定期的な勉強会を開くなど研鑽に努めています。入院後出来るだけ早期に患者様の問題点を抽出して、どのように介入出来るか検討し、個別性を重視した看護が提供できるよう努めています。
高齢患者様や、入退院を繰り返す患者様も多いため、患者様はもちろんご家族の気持ちに寄り添うことを大切にし安心して入院生活をおくっていただけるよう心がけています。
また、地域包括病床もあり、患者様が急性期の治療を終えた後、リハビリの継続や在宅サービスの調整などさまざまな支援の継続が必要な場合のサポートを行っています。
時にはご家族様の介助負担を和らげるようにレスパイト入院も受け入れています。希望の方は1階地域連携室にご相談下さい。
整形外科が主とした病棟です。小児から高齢な方まで、幅広い年齢の方が入院され、主に、四肢の骨折による手術や加齢による変形性膝関節症、変形性股関節症、腰部脊椎管狭搾症や椎間板ヘルニアなどの手術が行われています。手術件数は年間650例あり、当院では一番手術が多い科です。手術適応疾患だけでなく、腰部圧迫骨折で痛みが強く、在宅での生活が困難な方の入院も多くなっています。
入院時より、患者さまの早期回復に向け、毎朝、ナースカンファレンスや月2回の医師・看護師・理学療法士・作業療法士・薬剤師・地域連携室との合同カンファレンスを行っています。患者さまの状態を多職種が考え、情報を共有することで、一人ひとりの状態や退院後の生活を支援できるような看護・リハビリを行うよう努力しています。
また、患者さまにとっては病院での生活は、治療の場であると共に、生活の場でもあり、安全・安楽な快適な療養環境の提供と思いやりのあるやさしい看護を提供できるようスタッフ一同で取り組んでいます。
外科・内科を中心とした混合病棟です。
外科は、消化器疾患の急性期から終末期まで多くの患者さまが入院されます。手術やがんなどの疼痛コントロールを行っています。手術で人工肛門造設をされた患者さまには、早期に社会復帰ができるよう、認定看護師と共にストーマケアの指導を行い、退院後はストーマ外来でフォローさせていただいています。
また、ご高齢の患者さまが多く退院先を入院時より考慮し、ソーシャルワーカーや栄養士、リハビリなど多職種で関わることにより、入院時のADLや栄養状態を維持・改善できるようスタッフー丸となり取り組んでいます。「この病院に人院してよかった」と言って頂けるよう日々努力し頑張っています。
外来部門は、一般外来・救急・内視鏡・手術室の複合チームです。
外来とは、いわば病院の「顔」と言えます。病院全体の質が伺える場所でもあります。患者様が病院に1歩足を踏み込んだ瞬間から医療が始まります。その瞬間から患者様には安心して身を任せていただけるように、私たちはその援助を行います。
外来は主に内科・外科・整形外科・泌尿器科が午前・午後に診察を行っています。ほか、各科専門外来もあります。二次救急の病院であり、昨年度の救急受け入れ実績は約1800件でしたが、今後さらに増えると予想されます。高齢化が進み、病院の役割は、「地域に密着した病院作り」に貢献するべく、通院患者様を初め、救急患者様が笑顔で少しでも元気になり帰宅できるように、その一助として貢献できれば幸いです。
また、日帰りで化学療法を受けられる患者様には専用のお部屋があります。そのご家族も含め、 様々な悩みにゆっくりと時間をかけて関わりを大切にしています。
当院の手術室看護師は外来・救急兼務です。部屋数は3室で術式により部屋を選択します。外科・整形外科・泌尿器科・眼科・婦人科(YAGレーザー)の手術を行っています。常勤麻酔科医師1名、非常勤麻酔科医師2名、外来部門に属した手術看護師11名で手術介助を行います。昨年度の手術実績は約1200件です。日本手術看護学会・その他の研修参加により日々専門的な知識の習得に努めています。残業は外来チーム全体で輪番制に残業当番を決定し、月2時間~5時間程度です。
手術は患者様にとってこの上ない不安と恐怖を伴なった治療です。患者さまの様々な思いに寄り添い、安心して手術が受けられるようにお手伝いいたします。
私たちクラークは医療サービスを受ける患者さまと診療にあたる医師や看護師などの医療職との間の架け橋的な存在として活躍しています。医療に関わる事務作業が多いですが、患者さまやその家族の方とお話する機会もあり、患者さまの立場で対応することを心がけています。また院内研修を行い日々勉強し医師のお手伝いをさせていただいております。