検 査 科
数㎖の血液から様々なことが分かります。ほとんどの血液検査については40~50分程度で結果をご提供できますが、特殊な項目については数日時間を戴く場合もあります。質問などありましたら、気軽にスタッフにお声をかけてください。
血液検査結果の簡単な見方(pdfへリンク)
血液は全身を隅々まで巡っているため、様々な情報を教えてくれる貴重な情報源です。近年技術の進歩により検査可能な検査項目は一般的なものだけでも2000種類余りあると言われています。血液検査は生活習慣病などさまざまな病気の発見にかかせない検査の1つです。
尿の中に含まれる成分検査や、顕微鏡による細胞の検査などを行い腎機能障害、尿路系疾患、糖尿病などを調べます。
血液型検査、輸血に伴う検査があります。患者さま自身の血液型と適合する血液を安全に輸血するために行う検査です。誤った血液型の血液を輸血すると、体の中で血液が固まったりし、重篤な場合には死につながるため大切な検査です。
不整脈、心筋梗塞などがないか知ることができます、痛みも無く短時間で出来る検査なので検診などでもよく行われます。
肺活量などを測定し、肺の機能を調べる検査。肺気腫、肺線維症などがわかります。手術前検査の呼吸機能評価としても行われています。
両手両足に血圧計を巻き、同時に4箇所血圧を測ります。検査時間は5〜10分です。主に、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病で動脈硬化の程度を知るために用いられます。
自律神経検査。糖尿病性神経障害を早期に検査・診断を行う為の検査です。
胃の中にヘリコバクター・ピロリという菌が存在しているかを調べます。8時間以上の絶食が必要ですが、検査自体は30分程度でおわり、息を採取するだけなので苦痛も伴いません。
小さな記録装置を24時間装着していただき、長時間の心電図を記録します。通常の心電図は1分以内と短時間です。長時間記録することにより、一過性の異常や日常生活で行う動作中に起きる心拍の異常を検出できます。
いびきや日中の眠気などがあり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる患者様に対して最初に行われる検査です。携帯型の装置を就寝時に胸・指にセンサーを装着し、呼吸状態や心拍数、酸素飽和度などを調べます。自宅で検査が行えます。
簡易PSG検査にてさらに検査が必要な場合に行います。頭・胸・腹・指にセンサーを装着し、睡眠状態(睡眠の質)、呼吸状態や心拍数、酸素飽和度などを調べます。自宅で検査が行えます。
心臓の弁の動き、血流、心筋の動きなどを見ます。心筋梗塞、弁膜症、心不全などの診断に用いられます。
主に肝、腎、膵、脾、胆嚢など腹部の臓器を見ます。腫瘍、胆石、などの診断に有用です。
首にある血管で頸動脈の硬化、血栓の有無、血流の測定をします、脳梗塞などの診断に有用です。
甲状腺の形態や腫瘍病変の位置や大きさ、性状。炎症、副甲状腺の有無や頸部などを調べる検査になります。