理学療法士の宮田です。

2025年8月からリハビリテーション部門に新しい仲間（言語聴覚士）が加わりました。

現在PT(理学療法士)8名、OT(作業療法士)1名、ST(言語聴覚士)1名となり、リハビリテーションに携わる3種が揃いました。

理学療法士・・基本的動作能力（起きる、座る、立つ）などを中心に行う

作業療法士・・食事の箸を使って食べる、洗濯物を干すなどの日常生活に必要な動作に対し行う

言語聴覚士・・認知症に対するリハビリや言葉の練習、飲食の飲み込みの練習を行う

この3種が揃っている老人介護保険施設はなかなかなく、利用者様にとってよりよいリハビリテーションを提供できると思います。

また、蒼の里ではIADL（手段的日常生活動作）に力を入れ、自宅復帰に向けて買い物や料理、洗濯、掃除など自宅復帰した際に生活することを想像しながらリハビリに取り組んでおります。筋トレをして歩くというだけでななく、洗濯物を持って階段を登り干す、包丁を使って食材を切り炒めて皿に乗せて運ぶなど、生活するために必要な動作は数え切れないほどあります。それをすべて行うことは出来ないかもしれませんが、その中の一つでも自分でできることが増えれば、QOL(生活の質)も上がると信じており、そのために日々リハビリに取り組んでいます。