8月3日社会医療法人蒼生会 蒼生病院(同グループ)にて、言語聴覚士による学会発表のプレ発表の講習に当施設の言語聴覚士とともに参加しました。内容は【大腿骨近位部骨折患者における下圧測定のカットオフ値の検討】です。術後の合併症で一番多いのは肺炎であり、いかに肺炎を予防するかが今後の予後に大きく影響する為、嚥下(飲み込み)能力は非常に大切です。その際に舌を上顎に押し付ける力が低下していると、飲み込みが行いにくくなり、誤嚥の可能性が高くなるという内容でした。身体能力はもちろん、食事や精神面などのケアもQOLの向上に不可欠であるので、蒼の里でも今後実施していきます。